3泊4日の韓国研修旅行も、とうとう最終日です。
今日の目的地は、国立中央博物館です。昨日は渋滞に悩まされ、見学時間を大幅に短縮せざるを得なかったため、今日は早めに出発してみたところ……まったく渋滞に遭うこともなく、あっさりと到着してしまいました。駐車場にも一番乗り。博物館入り口でしばらく待って、博物館にも一番乗りでした。
まずは展示物よりも、博物館の規模の大きさに圧倒されました。どれだけ離れても、建物の全景をカメラに収めることができそうにもありません。生徒たちは、各班2台のPDA(多国語ガイド機)を携えて、館内の「旅」に出かけていきました。社会の教科書や資料集でみたことのあるものの「実物」を発見したり、京都広隆寺で見かけた弥勒菩薩と同じポーズをとる半跏思惟像に見入ったり、日本のものが展示されていることに驚いたり。 しかし、あまりにも広く、あまりにも多くの展示物を全部見ることはとてもできませんでした。
韓国での最後の食事となる石焼きビビンパを食べて、仁川空港へ。ここでちょっとしたアクシデントがありました。昼前からの雨がどんどん激しくなり、時折稲妻が走ります。その結果、飛行機の点検のために搭乗時刻が遅れ、「本当に帰国できるんですか?」と心配そうに尋ねてくる生徒もいました。結局1時間30分ほど遅れて無事に機は一路日本へ。左側から乗って、道路の左側を走るバスに、「やっぱり日本っていいよね」の声も。
あっという間の3泊4日間でしたが、異文化を肌で感じる体験は、生徒たちの視野を大きく広げてくれたことでしょう。
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