夏休み後半の8月23日(土)、管弦楽部は芸術特別講演を開催しました。
講師は、ウィーン国立歌劇場バレエ団専属ピアニストの滝澤志野さんです。
(滝澤志野さんプロフィール)
2004年より新国立劇場バレエ団のピアニストに就任。2011年冬、ウィーン国立歌劇場バレエ団の専属ピアニストとして契約し、同年9月に渡欧。2014年9月より4シーズン目がスタートする。
これまでに、J.S.バッハ作曲のピアノ協奏曲1番d-mollを7公演、チャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲3番を4公演、ウィーン国立歌劇管弦楽団(ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)と共演。
来シーズンは、チャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲を2014年10月に4公演、J.S.バッハ作曲のピアノ協奏曲1番を2015年4月に2公演、ウィーン国立歌劇管弦楽団(ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)と再共演予定。
講演内容は
講演Ⅰ「ウィーン国立歌劇場」
①現在の仕事、②コレペティ、③バレエ文化と芸術、④バレエと音楽、⑤ウィーンフィル、⑥ウィーン国立歌劇場オーケストラとの共演、⑦ウィーンフィルの音楽、⑧ウィーンの街、⑨舞踏会(バル)
講演Ⅱ「進路、人生」
①中学生・高校生時代の進路に対する迷いと葛藤、②猪突猛進の就職活動、③「想うこと」「続けること」「行動すること」④「人との出会い」「人との繋がり」「人の縁」
などについて色々と話をしていただきました。
また、講演だけではなく、チャイコフスキー作曲のバレエ「眠れる森の美女」三幕グランパドドゥよりアダージョや、ショパン作曲のバラード1番g-mollOp.23を演奏していただき、素敵なピアノも聞かせていただきました。
最後に、講演終了後にサプライズとして私たちが7月から練習を始めた、喜歌劇「こうもり」序曲を聞いていいただき、喜んでいただくことができました。