今年度の実技講習会は、すいどーばた美術学院より5名の先生方をお招きして、
デッサンを主とした指導を行っていただきました。
1年生のテーマは、"木炭を紙にのせる”ということで、モチーフの主役は黒いゴミ袋です。
2、3年生は専攻に分かれて、それぞれの課題に取り組みました。
油絵専攻は、白と黒が強調された静物モチーフです。
彫刻専攻は、今回は実技制作ではなく、
スライドを使った作品や作家についてのレクチャーと、
授業作品の講評をしていただきました。
日本画専攻は、石膏像のデッサン指導と、
静物着彩のポイントについてのアドバイスを受けました。
参考作品をずらっと並べていただき、良いとされる作品は何が違うのか見比べます。
デザイン専攻は、「公園で遊ぶ手」のデッサンでした。
ひとりひとりじっくりと、構成の考え方や制作の進め方のアドバイスをいただきました。
制作終了後は、作品を並べて講評をしていただきました。
また、近年の美術系大学入試についての、目からウロコの情報なども
教えていただき、充実した実技講習会となった一日でした。