今日は明治大学教授の海野素央先生を講師にお招きして「素敵な大人講演会」がありました。
海野先生は2008年、2012年のアメリカ大統領選挙ではオバマ陣営で、2016年の大統領選挙ではヒラリークリントン陣営で選挙活動に参加した方です。この選挙活動での体験をもとに異文化コミュニケーションについて興味深い話をしていただきました。
海野先生は中等部の生徒と高校生に同じ話をすることについて心配なさっていたのですが、講演終了後に書いた生徒たちの感想文を読むと、
「異文化理解には相手の文化のフィルターを通して見ることが必要だ、という海野先生の言葉が印象に残った」、
「自分は異文化を受け入れようとしても自分がやってきたことを正当化してしまって受け入れるのが難しかった。でも、それはもったいないことだった」、
「6月の台湾の学生さんとの交流会で、今回の講演で学んだことを生かして積極的にコミュニケーションをとりたい」
といった感想が見られ、海野先生の伝えたいことが全校生徒に伝わっているようでした。