講演会「パリのとある一日」
静岡県立美術館 西洋美術担当学芸員 南 美幸 氏
平成22年7月12日(月)15:25~16:15 高等部2年生全員を対象として本校体育館にて
パリへの研修旅行に向けて、県立美術館学芸員に講演していただきました。
南さんは、この5月、6月にも美術館の仕事でパリに出張されたパリ通です。当日は、本校の研修旅行プランを参照して、班別研修などで使える南さんのお勧め見学地をセーヌ河の左岸を周るコースと、右岸を周る2コースにまとめ、その魅力を豊富な映像資料を使って紹介してくださいました。
マリー・アントワネットやナポレオンに関連するコンシェルジェリーやアンバリット、ローマ統治時代の公衆浴場の遺構が見られる中世美術館、パリ最古のパイプオルガンが見られる教会。ロダンなどの西洋美術ばかりでなく、歴史や建築、音楽、食事やショッピングのコツ、路に迷わないコツなどなど…。お話しの内容は多岐にわたり、生徒もメモを取りながら熱心に聴き入り、研修旅行に向けて期待を膨らませた一時間でした。
県立美術館学芸課のブースにてお仕事中の南さんのスナップ
南さんよりP S
「ひとつ、言い忘れました。10代で、パリに行かしてくれる保護者に、連れて行ってくれる先生方に、感謝しなさい。」