表現(中等部)
「表現」は、開校当初から本校で行われている全国的にも珍しい教科です。「教育課程特例校」における特別の教育課程として、許可を受け行っています。国語や数学と同じように毎週の時間割の中に組み込まれています。
※1学年では、必修「音楽」から0.3週単位時数、「美術」から0.3週単位時数、「総合な学習の時間」から0.4週単位時数を削減して、「表現」に充てています。
※2・3学年では、「総合的な学習の時間」から1週単位時数削減して「表現」に充てています。
本校は「高い知性と豊かな感性・表現力を備えた、国際化社会に貢献できる人物を育成する」ことを教育目標としていますが、国際化社会に貢献するためには、積極的に他者と関われるような人間になることが求められます。このような人材育成のためにも「表現」の授業が役立っています。
1年生では姿勢作り、発声、「ショートストーリー」「ダンス」などの学習、2年では演劇の基礎を学び、3年生では劇を一から作り上げていきます。1年の集大成である表現発表会では、1年生は「ダンス」、2年生は「ショークワイア」、3年生は「ミュージカル」に挑戦します。
「表現」は、自分と向き合い、「新たな自分づくり」をする授業です。また、生徒同士がお互いの理解を深め、関わり合い、友人との人間関係づくりを学ぶ良い機会ともなっています。