11月15日７限の「総合的な探究」の授業で、高校３年生普通科文系の優秀プレゼンチームの発表会が開催されました。「権力とは何か」をメインテーマに４チームが「憲法９条と非常事態宣言における憲法改正」「社会的弱者と生活保護」「ウイグル人権問題」「慰安婦問題と反日教育」というテーマで学年全員の前で発表しました。その【ダイジェスト版」と【本編】を掲載してありますので、ご覧下さい。

【ダイジェスト版】


【本編】

　高校3年生は、1月31日が高校生活最後の授業日でした。これから受験を迎える生徒は、これまでの努力に自信を持って挑んでほしいと思います。
　既に進路が決定した生徒は、冬休み以降取り組んできた、これから進路先で専門的に取り組む分野に関する研究の成果を発表しました。プレゼンテーションソフトや掲示を使いながら、印象に残る発表が行われました。（写真は発表の一部です。）

　2日目は、クラス別研修でダイヤモンドヘッド登頂から始まりました。元々は米軍が沿岸警備の要塞にしていたように、ほどよい標高とオアフ島を一望できる見晴らしの良さで有名です。
　午後からは平和学習。パールハーバー（オアフ島真珠湾）では、戦艦ミズーリとアリゾナ記念館を訪れ、ガイドさんの案内を受けながら見学しました。真珠湾攻撃が行われた12月7日を目前にして訪れ、実際に資料を目にしたり、話を聞いたりしたことで【アメリカから見た日本】を感じ取りました。
　その後、アラモアナセンターで自由行動、夕食は各班ごとで取りました。

　雲一つない晴天ですが、この日は最高気温4度、最低気温－2度！最も寒さが厳しい1月2月になると氷点下になる日も続くウィーンの冬は、まだまだ始まったばかりです。（ちなみにこの日の静岡は最高気温15度、最低気温は5度にも達していません。）静岡県民には驚きの寒さですが、芸術科の生徒はばっちり防寒し、市内観光しました。
　午前は、世界遺産であり、ヨーロッパで最も美しいバロック建築として数えられるシェーンブルン宮殿をはじめとして、オペラ座、シュテファン寺院。午後は、美術史美術館、ベルベデーレ宮殿上宮と、ウィーンの名所を巡りました。芸術科クラスには音楽専攻と美術専攻の生徒がいますが、世界史や音楽史、美術史の授業で学んだ景色が目の前に広がり、どの生徒にも勉強になる名所ばかりでした。
　夕方には市庁舎前の広場にあるクリスマスマーケットへ向かい、この時期に訪れることができた喜びを感じました。

　今年度から芸術科はオーストリアの首都ウィーンが研修旅行先となりました。
日本時間の10時55分に中部国際空港を出発し、フランクフルト空港を経由して、現地時間の19時15分にウィーン空港へ到着しました。日本との時差は8時間。朝一番の新幹線から始まり、初日は移動の疲れがあるかと思いますが、写真の通り21HR全員元気です！明日からの活動に夢膨らませ、就寝しました。

　写真上段がイオラニ宮殿、写真下段がカメハメハ大王像です。
　初代カメハメハ大王から100年以上続いたハワイ王朝。イオラニ宮殿とは、ハワイ王朝最後の公邸です。ハワイ王朝７代目カラカウア王によって建設された、アメリカでは唯一の宮殿です。ハワイ王朝の栄光と衰退の歴史を知る貴重な建造物で、一時期は議事堂として使用されましたが、現在は歴史博物館として一般公開されています。
　ちなみに「南の～島の大王は～♪」で始まる有名な日本の童謡ですが、曲名は『南の島のハメハメハ大王』です。ハメハメハ大王は、カメハメハ大王のお友達らしいです（諸説あり）。
この後はホテルに戻り、夕食を取って初日が終わります。

　ハワイ時間の11時00分、クラスごとに貸し切りバスに乗り、オアフ島内クラス別研修です。旅立った日本では夜でしたが、到着したハワイは朝。初日は、ちょっと１日が長いです。のんびり行きましょう。モアナルアガーデンズでは「この木 なんの木 気になる木」の”日立の樹”でお馴染みのモンキーポットを見ました。その後、アラモアナショッピングセンターにて昼食。全てがアメリカンサイズ！！これからカメハメハ大王像、イオラニ宮殿も見学します。

　成田空港からホノルル国際空港へフライトです。
21時30分発の便に乗り、ハワイ時間の9時30分（日本時間では明け方4時30分頃）に到着します。
時差19時間！！

　11月13日(水)、LHRの時間に高１全員でドッジボール大会を開催しました。
　大変、盛り上がりました！